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東京歯科大学 | 図書館

2013年01月26日

「JUSTICE版元説明会(関東地区):CLOCKSS講演」出張報告

いるかです。

総務係の島田さん、整理係の坂本さんが「JUSTICE版元説明会(関東地区):CLOCKSS講演」に参加してきたので、報告してもらいました。

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JUSTICE版元説明会(関東地区):CLOCKSS講演報告
9月12日(水)明治大学
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CLOCKSS事務局長であるR.S. Kiefer氏により、CLOCKSSとはどんなプロジェクトか?ということから、その目的、活動状況について講演があった。

・CLOCKSS(Controlled Lots of Copies Keep Stuff Safe)は世界の主要な学術出版社や研究図書館が結集して非営利組織として共同運営すデジタルコンテンツ・アーカイブプロジェクトである。保存が主目的で、通常の利用は前提としていないダークアーカイブ。
・出版社の廃業、雑誌の廃刊等で入手不可となった資料(トリガーコンテンツ)は誰もが無料で永久的にアクセスできるように提供する。
・CLOCKSSアーカイブは現在、世界の12の地域の研究図書館等に配置されたアーカイブノードに分散して保存している。そのため地球のどこかで災害等が発生しても、他の地域でのアーカイブ存続が保障されている。12の図書館等の一つが日本のNII(国立情報学研究所)である。
・図書館資料の電子化が進む中、図書館には、これらの学術的コンテンツを保護する責務がある。
・CLOCKSSには、安価な費用で誰もが参加可能。参加は、コンテンツ提供への代価ではなく、協賛金であり、電子資料保存への世界的ネットワークの構築・運用に貢献すること。

最後にNIIよりJUSTICE参加館へ向けてCLOCKSSへの参加提案がなされました。
年会費は一律145US$。現在、世界国中で250大学が参加、その内日本は30大学が参加しています。世界的ネットワークで運営される同プロジェクトに対して、学術情報を扱う大学図書館としては、個々の図書館レベルの問題ではない大きな意義を感じます。
CLOCKSSの詳細については、上記講演内容も含めJUSTICEのホームページ上にわかりやすい解説が掲載されています。ぜひご一読ください。(坂本 記)

http://www.nii.ac.jp/content/justice/project/clockss.html

島田さん、坂本さん、お疲れ様でした。
posted by irucaa at 09:54| 出張報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする