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東京歯科大学 | 図書館

2012年11月12日

「平成24年度図書館等職員著作権実務講習会」出張報告

いるかです。

閲覧係の鎌田さんが、「平成24年度図書館等職員著作権実務講習会」に参加してきたので、報告してもらいました。

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平成24年度図書館等職員著作権実務講習会
8月8日(水)-10日(金)東京大学本郷キャンパス
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講習会を受講して、まずは著作権法というよりも「そもそも著作物とは何か?」という基本的な点から、自分の中で不明確であったと感じた。著作権法が適応されるかどうかを考える前に「そもそもそれが適応対象となる著作物であるか?という切り分けが出来ると解決の糸口が見えやすいと解説があり、今後の参考としたいと思った。

 著作権法は司書講習過程でも学習する内容ではあるが、第31条(図書館等における複製)に関する解説が主であるため、今回の講習会のようにいくつかの条文を読込んで解釈を行い、具体的な事例も交えながら学習するアプローチは新鮮であった。また著作者人格権や著作隣接権、31条以外の権利制限規定についても学習でき、その上で著作権は権利者に無断で「○○出来ない権利」と読むことが出来るという解説も今まで思いつかなかったので新鮮に感じた。

 各論の講義では「文献複写サービスについては各図書館でルール整備をすること、疑問点やトラブルが生じた際に、著作権法に照らし合わせて判断できる人材を育成する事が必要だ」という趣旨の解説があった。図書館は、図書、雑誌、電子ジャーナル、CD、DVDなど媒体は違うものの資料のほとんどは「著作物」であること、また大学図書館として学習や研究を支援する機関であることからしても、図書館員が著作権法について正しい理解、適切な解釈が出来る知識を持ってサービスを行う必要がある。今回の講習会で学んだことや10月からの著作権法の改正箇所等について、図書館の勉強会で報告発表して情報共有を図るとともに、今後の図書館でのコピーサービスに関する疑問やトラブル対処法について館員で議論をしてサービス向上に努めたいと感じた。

http://www.bunka.go.jp/chosakuken/seminar/pdf/h24_saisoku.pdf

鎌田さん、お疲れ様でした。
posted by irucaa at 11:27| 出張報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする